『川原の女の子』後編

「ん?」目が覚め、「あっ、あの子のボールか。」と思いました。すると向こうから「ジャッカ、ジャッカ、ジャッカ、ジャッカ」石を踏み潰す音が近づいて来ます。真っ暗なのでかすかなシルエットしか見えません。でも、そのシルエットの形がおかしいのです…足音が近づいて止まり、「ちょうだい。」女の子の声です。あっボールかと思い、手を伸ばしボールを取り、女の子に渡そうとしたその瞬間、すご~く嫌な感じがしました。「ありがと。」女の子が言いました。でもその「ありがとう」 ボールが言ったんです………。ボールにパッと目をやると焼けただれた女の子の顔だったそうです…

コメント

  1. chori より:

    怖いって。
    あぁ~また夜思い出すし!
    小学生のとき図書館よく行ってて「ムー」っていうミステリーな本読んでたんだけど、恐怖体験投稿のコーナーで、長崎で自分の生首をリフティングする少年の話があってまじ怖かった。絵がまたリアルでさ~…。今思うととてつもなく怪しい本です。確か月刊誌だったと思う。まだあるかな?

タイトルとURLをコピーしました